MURASAKI SHONAN OPEN

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REPORT

SKATEBOARD STREET CONTEST
SUMMER JUMBO SESH in MURASAKI SHONAN OPEN
powered by SKATEARK

7/14(SUN)-15(MON) @PARK AREA

REPORT レポート

勢いに乗る15歳の新鋭、根附 海龍(ねつけ かいり)が日本のトップ達を抑え「夏の王者」を獲得!

7月14、15日と「SUMMER JUMBO SESH in MURASAKI SHONAN OPEN powered by SKATE ARK」が開催された。

2回目の開催となった今大会もオーガナイズしたのはARK LEAGUE。
今年から神奈川県寒川町に舞台を移し、BMXフラットランド、スケートボードストリート、さらにはブレイキンも加わり更なる進化を遂げたストリートスポーツ世界大会だ。会場にはそんな世界大会さながらの本格的なスケートパークが登場し、競技演出、大会レギュレーション、そしてリアルタイムジャッジシステムはさらに進化した形を見せ、今大会は2日間を通して大盛況となった。

【7/14(日) 予選】

天候が心配された大会初日の14日は、総勢33名による予選が行われた。1ヒート4名ずつによる3分間のジャムセッションを行い、トータルランキング上位8名が翌日のセミファイナルへと駒を進めることができる競技フォーマット。
地元の若手ライダーや日本の主要コンテストなどで上位常連のライダーたちが予選とは思えないハイレベルなライディングを披露し観客を沸かしていたが、第8ヒートの途中で降雨により翌日へと予選は持ち越す形となった。
この雨天が効を奏した者、そうでない者を分けた運命の「雨」となった。

【7/15(月) 準決勝・決勝】

先日の降雨により第8ヒートからの予選再開となった2日目。イレギュラーのなか終了した予選で見事接戦を勝ち抜きセミファイナルへの切符を手にしたのは、渡辺 雄斗、芝崎 太陽、清野 レオ、池田 大輝、佐々木 真那、根岸 空、寺内 楓、根附 海龍と、いずれも若手実力者が名を連ねた結果となった。

インターバル後に予選を勝ち抜いた8名に招待ライダー16名が加わった計24名によるセミファイナルが開催された。セミファイナルは1ヒート3名ずつのジャムセッション。全8ヒートの中から上位9名が決勝へと進む事が許される。
セミファイナルは、ヒート1に渡辺 雄斗/桑本 透伍/玉野 辰磨。ヒート2に柴崎 太陽/村井 海斗/小島 優斗。ヒート3に池田 大輝/三枝 純也/戸倉 大鳳。ヒート4に佐々木 真那/中田 海斗/阿部 直央。ヒート5に清野 レオ/池 慧野巨/池田 大亮。ヒート6に根附 海龍/米坂 淳之介/瀬尻 稜。ヒート7に寺内 楓/小鈴 大和/白井 空良。ヒート8に根岸 空/戸枝 義明/佐川 涼というスタートリストとなった。
※桑本 透伍は会場に向かう途中、車の故障により出場辞退となった。

現在、世界戦等で活躍するメンツも揃ったことでハイレベルな激戦を勝ち抜き見事ファイナルへと駒を進めたのは、根附 海龍/池田 大輝/佐川 涼/瀬尻 稜/寺内 楓/根岸 空/池 慧野巨/白井 空良/池田 大亮と若い世代がファイナリストに名を連ねる結果となった。

昨年に続き「MURASAKI SHONAN OPEN 2019」全競技日程のトリを飾ることとなったSUMMER JUMBO SESH決勝。会場には収まりきらない観客の熱気と興奮が入り混じった視線が注がれる中、ファイナリストのトップスケーター9名が登場。

最年少にして日本のトップ戦線に割って入った池田 大輝、鍛え抜かれた体で驚異の身体能力を見せる寺内 楓、日本の主要コンテストのファイナリスト常連の根岸 空、日本が世界に誇る先駆者、今大会のオーガナイザーも務める瀬尻 稜、先日の日本戦にて初優勝を飾り一気に日本のトップに駆け上がってきた最も勢いに乗る静岡の新鋭、根附 海龍、そして、世界の主要コンテスト常連にしてその名を世界中にて轟かせている、白井 空良、池 慧野巨、池田 大亮が登場。
史上稀に見る大混戦が予想されたファイナルは、その予想を上回るハイレベルな戦いが会場を盛り上げた。

そんな大混戦の中、「SUMMER JUMBO SESH」第2代王者に輝いたのは、静岡出身15歳の新鋭、根附 海龍。ソロランでは圧巻のノーミスでハイレベルなトリックを連発し全体トップスコアを叩き出すとともに、そのアドバンテージをジャムセッションでも守り抜いた。世界レベルのライバル達を抑え、2位の池 慧野巨に0.6ポイントの僅差で見事「夏の王者」の称号を手にした。

大会最後を飾った恒例の「Diamond Supply BEST TRICK」には、セミファイナリスト総勢24名が参加した。

観客席前のステア、ハバレッジ、ハンドレールが設置されたセクションにてハイクオリティー、ハイレベルなトリックを出場ライダーが次々に披露し観客を沸かせるとともに、ジャッジを大いに悩ませた。

そして、ノーリーブラインドサイドビッグスピンヒールからハンドレールにボードスライドという世界トップレベルのトリックをメイクし、昨年のSUMMER JUMBO SESH王者、佐川 涼が見事ベストトリック賞を獲得した。

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